バリアフリー演劇 「ヘレン・ケラー」【ダイジェスト版】

出演:
東京演劇集団 風
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東京演劇集団風 プロフィール

〈今、なぜ演劇なのか、今の時代、この社会において演劇の為すべきことは何であるか〉という問いのもと、1987年に創立。以後、20世紀を代表するドイツの亡命作家ベルトルト・ブレヒトや同時代作家マテイ・ヴィスニユックの作品を軸に1999年に建設した東京・東中野にある拠点劇場〈レパートリーシアターKAZE〉で年間8~10本のレパートリー作品と新作の上演活動を展開。
それと同時に、「演劇とは真実を語るだけでなく、“社会”や“現実”を批評でき、自分自身も顧みることができる空間だ、それが〈自由を感じられる空間〉である」という想いをもち、創立以来から青少年を対象とした全国巡回公演事業も意欲的に行っている。また2003年から国際交流を開始、海外の劇団や多才なジャンルのアーティストたちとの交流を行いながら実験的な創造活動にも取り組み、2018年には地域を舞台に子どもたちが参加体験する新たな芸術活動『エクリチュールバガボンド』を本格始動。翌年、2019年には〈バリアフリー演劇〉の取り組みを開始し、拠点劇場を中心に全国の特別支援学校等など様々な場所で要望の声を受け上演をしている。

バリアフリー演劇『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』

あらすじ
幼少期の病のため、聴力・視力を失い、話すこともできないヘレン・ケラーと困り果てた家族のもとに新米の家庭教師アニー・サリバンが訪れる。情熱的に教えようとするも、ヘレンに拒絶され続けるアニーは、周囲と離れ2人きりで生活することを決意する。与えられた時間は2週間。失敗を繰り返しながらお互いを求め、理解し、身体ごとの対話から世界を拡げていく2人の出会いを描く。

キャスト
ヘレン・ケラー/白根有子 アニー・サリバン/渋谷愛
アーサー・ケラー/酒井宗親 ケート・ケラー/柴崎美納
ジェイムス・ケラー/中村滋 アナグノス/緒方一則
医者/坂牧明 ビニー/清水菜穂子 パーシィ/稲葉礼恵

舞台手話通訳/小島祐美(TA-net)
音声ガイド/辻由美子

スタッフ
作/松兼功
企画/北岡賢剛(社会福祉法人グロー[GLOW])
総合プロデュース/山上徹二郎
演出/浅野佳成

監修/大河内直之(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、特定非営利活動法人バリアフリー映画研究会理事長)
廣川麻子(特定非営利法人シアター・アクセシビリティネットワーク(TA-net)、東京大学先端科学技術研究センター熊谷研究室)
字幕・音声ガイド制作/Palabra株式会社

音楽/小室等
舞台美術/上田淳子
照明/坂野貢也・江田健
音響/酒見篤志
舞台監督/佐田剛久