泣きよるきのしたかずこ
クレヨン・紙 1030×730×30
- 飛田 司郎1959-
- 画面いっぱいに描かれた人物の顔。かつては、片岡鶴太郎に影響され、魚の絵などを描いていたという飛田だが、その後、岡本太郎の影響などもあり、現在のような大胆な人物画にシフトしていった。描かれているのは「きのしたかずこ」という人物である。きのした...
飛田 司郎
1959-
画面いっぱいに描かれた人物の顔。かつては、片岡鶴太郎に影響され、魚の絵などを描いていたという飛田だが、その後、岡本太郎の影響などもあり、現在のような大胆な人物画にシフトしていった。描かれているのは「きのしたかずこ」という人物である。きのしたかずこは空想の人物であり、作品にタイトルをつけるときに、支援員との会話の中で飛田から唐突に出てきた名前であるという。飛田が発言した範囲で、現在判明しているきのしたかずこに関する情報は、彼女が占い師であるということと、餃子が好物であるということだけである。
作品は、カンヴァスにクレヨンで描かれている。大きさは縦103cm×横73cm。描かれているのは、きのしたかずこ、という人物の顔のクローズアップだ。