ハナカマキリ
- 石村 嘉成1994-
- 石村の創作活動は、高校の授業で版画・油画と出会ったことから始まった。以来自宅にアトリエを構え、家族や専門カウンセラー、教師などの支援を受けながら一心に制作を続けている。石村がモチーフとしているのは動物、魚、虫など様々な生物たち。その中には郷...
石村 嘉成
1994-
石村の創作活動は、高校の授業で版画・油画と出会ったことから始まった。以来自宅にアトリエを構え、家族や専門カウンセラー、教師などの支援を受けながら一心に制作を続けている。石村がモチーフとしているのは動物、魚、虫など様々な生物たち。その中には郷土・新居浜に因んだものも存在する。幼い頃から図鑑や動物のビデオを食い入るように見てきたという彼の観察眼から生み出される動物たちは、鮮やかな色彩と太い輪郭線がエネルギッシュな印象を生み出す一方で、作品全体には温かみも感じられる。
作品は、版画で作られ、色が付けられている。小さい作品は30cm×40cmほど、大きい作品は60cm×90cmほど。カマキリ、ザリガニ、羊が大きく描かれている。どの生き物も、輪郭線は太く表現されている。生き物の脇には「どうだ」「負けないぞ」「こんにちは」などの文字も添えられている。