鬼の面
紙、色紙、ボールペン 215×156×33
- 藤田 雄1971-
- 藤田は長年、数字や鬼などをモチーフにした作品などを制作している。数字の作品では、数字の形を活かしながら、そこに動物を当てはめていく。1はペンギン、2はあひる、3はパンダかたぬき、というように数字ごとに動物が決まっている。ただし、パンダに夢中...
藤田 雄
1971-
藤田は長年、数字や鬼などをモチーフにした作品などを制作している。数字の作品では、数字の形を活かしながら、そこに動物を当てはめていく。1はペンギン、2はあひる、3はパンダかたぬき、というように数字ごとに動物が決まっている。ただし、パンダに夢中になったある時期は、すべての数字がパンダになったそうだ。
また、《鬼の面》は、細かく切った色紙を丁寧に厚紙に貼り合わせて形作る。瞳の☆マークや眉毛、歯の描き方など、数字の作品と共通する点も見受けられる。以前は節分の時期に合わせて作るものだったが、今では材料が手に入るといつでも制作している。
本展では、数字と鬼の作品のほかにも、紙箱に描いた作品など、藤田の世界観が感じられる作品を展示した。