世界のおもいで
ノート、鉛筆、色鉛筆 250×356
- 内田 拓磨1982-
- ノートにたくさん描かれている人物やキャラクターたち。正義と悪のたたかいが主なテーマで描かれている。彼はこのたたかいの絵を30年近く休みなく毎日描き続けている。 この物語の主人公は彼本人であり、好きなアニメのキャラクターや友人らと正義のチーム...
内田 拓磨
1982-
ノートにたくさん描かれている人物やキャラクターたち。正義と悪のたたかいが主なテーマで描かれている。彼はこのたたかいの絵を30年近く休みなく毎日描き続けている。
この物語の主人公は彼本人であり、好きなアニメのキャラクターや友人らと正義のチームを作り悪とたたかっている。正義のチームと違い悪には明確なモチーフはなく「悪は悪」だという。
たたかいは本人の実生活とも重なるところも多く、テレビが好きなのでストーリーは年度単位で一区切りされ、4月と10月は特別なたたかいがあり、クリスマス・お盆・正月は休戦になるなど、テレビの改編期と展開を同じにしている。
彼は世界の人が平和に幸せに暮らせるように悪とたたかっていると話してくれたことがある。実生活でも、人が争っている場面を好まず、仲よくしてほしいと言っている。ノートの中にはたたかいだけでなく、本人だけがわかる様々な想いが凝縮されている。(石平裕一/アートサポートセンタースタッフ)
ノート見開きいっぱいに描かれた人物やキャラクターの顔。
右ページは横線で七段に区切られていて一番上には二頭身の人物が11人、右端には顔だけのが1つ。二段目には、面長の輪郭に丸を黒く塗りつぶした目の人物が目立つ。
三段目は右端に、戦隊ヒーローの仮面が怒ったような顔が2つ。顔の周囲全体を尖った角が覆っていて、ギザギザの歯を剥きだしにしている。その他に2コマあって、海に浮かぶ3人の人物とイルカが描かれている。
このような調子で最後の段まで絵を描いている
左ページも横線で区切ってあったりというのは変わらない。
ぬめっとした雰囲気のイルカのようなキャラクターが大きめに描かれている。