素体シリーズ
粘土
- Takeuchi Tomoaki1983-
- Takeuchi Tomoakiが制作を行う目的は、自らが理想とするフォルムを持った人形を完成させることである。まだ完成品はできておらず、理想体に向けて日々試行錯誤しながら、試作の素体が制作されている段階であり、出展作品もこの意味では、制作...
Takeuchi Tomoaki
1983-
Takeuchi Tomoakiが制作を行う目的は、自らが理想とするフォルムを持った人形を完成させることである。まだ完成品はできておらず、理想体に向けて日々試行錯誤しながら、試作の素体が制作されている段階であり、出展作品もこの意味では、制作途中のものといえる。「想像しながら作っている時が一番楽しく、ある程度出来上がってきたら急に興味を失ってしまう」という本人の言葉のとおり、いくつもの習作が溢れている。他方では、「完成させてしまうとそこで終わってしまう」という思いもあり、Takeuchi Tomoakiの人形作りは終わりなき制作であるともいえる。
粘土で作られた白く細長い物体が、並べられている。
ほとんどが中央のくびれたフォルム。2つの膨らみがあり、女性の胴体のようにも見える。
大きさは、小さいもので長さ約3センチ、大きいもので長さ約10センチとさまざまである。