仏像
陶土 180×90×40
- 木村 佑介1985-
- 幼少のころから仏像鑑賞に関心があったとのことで、実際に仏像を鑑賞し、記憶として残ったイメージをもとに作られている。生み出された作品は、菩薩や如来などを思わせつつも、素朴でおおらかな表情を携えている。初期のころは、線描を用いた絵画的な表現であ...
木村 佑介
1985-
幼少のころから仏像鑑賞に関心があったとのことで、実際に仏像を鑑賞し、記憶として残ったイメージをもとに作られている。生み出された作品は、菩薩や如来などを思わせつつも、素朴でおおらかな表情を携えている。初期のころは、線描を用いた絵画的な表現であった。それが制作するにつれて、細かなモチーフを貼り付けた像へと変化していった。作陶以外にも仏像の絵も描いていたそうだ。どの作品にも特有の親しみやすさがあり、対象への温かな眼差しと愛情が感じられる。
素朴でユニークな仏像の焼き物。
丸みを帯びた目鼻や口元は、笑みを浮かべているように見える。
頭の上には、冠のような縦長の突起がある。
座った身体(からだ)からは、太い五本指のついた手足が7本、さまざまな方向に伸びている。