目を凝らして一直線を見つめるカメレオン
マーカー・紙 352×250
- 加茂 賢一1976-
- 東京で生まれ育ち、現在は父親の出生地である唐津にて、農業に携わりながら作品制作に取り組んでいる。今の絵画のスタイルは、30歳の頃に入院したことがきっかけだと本人は言う。リハビリを兼ねてサークル活動で絵を描き始め、日々繰り返すうちにいつしか習...
加茂 賢一
1976-
東京で生まれ育ち、現在は父親の出生地である唐津にて、農業に携わりながら作品制作に取り組んでいる。今の絵画のスタイルは、30歳の頃に入院したことがきっかけだと本人は言う。リハビリを兼ねてサークル活動で絵を描き始め、日々繰り返すうちにいつしか習慣となった。彼の作品は、ご先祖様から受け継いだ写真をモチーフとしていることが多い。どこの国で撮影したのか。何をしているところを撮ったものなのか。思いを馳せながらモノクロの写真に、彼なりの色彩を加えていく。無心で制作に没頭している瞬間が、一番の幸せを感じる時だ。
作品は紙に、水性や油性のペンで描かれている。大きさは、縦横25cmから40cmほど。描かれているのは、マナティやゾウなどの動物だ。また、人間を描いたものもある。