ドローイング
マーカー・紙、393×545
- 城 瑠那子1999-
- 鮮やかな色が画面上に溢れかえる城の作品。近寄ってみると実は、ウサギやクマ、カエルなどの具体的な対象が一枚の紙に大量に描かれていることが分かる。様々な色で描かれる生き物などが何層にも重なり合い、色彩豊かな抽象性を帯びた作品になっている。城がこ...
城 瑠那子
1999-
鮮やかな色が画面上に溢れかえる城の作品。近寄ってみると実は、ウサギやクマ、カエルなどの具体的な対象が一枚の紙に大量に描かれていることが分かる。様々な色で描かれる生き物などが何層にも重なり合い、色彩豊かな抽象性を帯びた作品になっている。城がこの画風で絵を描き始めたのは、小学校高学年頃のことであったという。描くときは画用紙を上下左右に回しながら素早くペンを走らせ、1枚当たり10~15分程度であっという間に仕上げていくという。
作品は、画用紙にペンで描かれている。大きさは、縦38cm×横54cmの四つ切サイズ。無数の小さな動物が様々な色で紙いっぱいに描かれているが、遠くからみるとたくさんの色が幾重にも重なり合っている抽象画のように見えます。