望郷シリーズ
水彩・紙 538×375
- 遠藤 弘司
- 遠藤は点描で線を描き、その線をいくつも積み重ねることで色の層を作り出す。オレンジやピンクの暖色系のグラデーションと、それを断ち切るように黒と緑の色面を配置するなど、色彩のセンスが冴える。点描は色の層に微妙な表情を与え、同時に画面全体に躍動感...
遠藤 弘司
遠藤は点描で線を描き、その線をいくつも積み重ねることで色の層を作り出す。オレンジやピンクの暖色系のグラデーションと、それを断ち切るように黒と緑の色面を配置するなど、色彩のセンスが冴える。点描は色の層に微妙な表情を与え、同時に画面全体に躍動感も与えている。作品全体は海や丘、段々畑のようでもあり、彼が心に抱く懐かしい風景なのかも知れない。