【洋風卵焼き】
1.ズッキーニは5mm角にし、フライパンで炒める。
2.ミニトマトは横半分、さらに縦半分に切り、天板に並べ、90度で1時間焼く。
3.カマンベールも5mm角に切る。バジルは1cmほどにちぎる。
4.卵・調味料をよく混ぜ、たまご焼き鍋で焼きはじめ、途中途中に具材を入れ、巻いていく。
5.冷まして、12等分にする。
【煮物いろいろ】
<かぼちゃ>
1.縦3cm×横2cmに切り面取りする。
2.下ゆでする。
3.出汁:みりん:薄口醤油:砂糖=4:1:1:1で煮る。
<なす>
1.ヘタを取り、縦半分に切る。細かく切れ目を入れる。
2.出汁:濃口醤油:みりん=5:1:1の煮汁を冷ます。
3.なすを180度のサラダ油で揚げ、2.に漬ける。
4.汁を拭き、3等分に切る。
<もみじ麩>
1.もみじ麩を20等分に切る。
2.出汁:薄口醤油:みりん=10:1:1で煮る。
<絹さや>
1.絹さやは筋を取り、切りそろえる。
2.出汁:薄口醤油:みりん=6:1:1で沸かし、冷ます。
3.湯に塩を加えたもので1.を茹で、冷水にとる。
4.3.を2.に漬ける。
<じゃがいも>
1.高さ3.5cmにし、六方剥きする。柔らかく下茹でする。
2.出汁:薄口醤油:みりん:砂糖=4:1:1:適量で煮て、冷ます。
<にんじん>
1.抜型で蛇の目に抜く。下茹でする。
2.じゃがいもの煮汁で煮て、冷ます。
【漬物類】
<有馬昆布>
1.昆布は2cmに切り、水500mlに酢、大さじ2(分量外)で柔らかくなるまで茹でる。水が足りないときは適量足して煮る。
2.ざる上げして一度水気を切り、再度水で酢が抜けるまでさらす。
3.酢が抜けたら水気を切り、鍋に水・調味料を入れて、水分がなくなるまで煮る。
【昆布グラタン】
<ソース>
1.鍋にバターを入れ、弱火にかけ溶かし、粉を手早く混ぜる。
2.よく炒め、牛乳でのばす。
3.塩・こしょうを入れ、味を調える。
4.上記にラクレットチーズ、焼き昆布粉、薄口醤油を入れ、ソースとする(10人前)。
1.ホタテはフライパンで炒める(塩・こしょう少々、バター5g、薄口醤油 小さじ1/2)
2.しいたけは5mm角にする。
3.ズッキーニも5mm角にする。
4.パプリカも5mm角にする。
5.じゃがいもは皮を剥き、5mm角にし、蒸しておく。
6.2.から5をフライパンで炒める。(塩・こしょう 少々/バター 5g/薄口醤油 小さじ1)
アルミのカップにソースと具材(うには生のまま)を入れ、オーブン180度で色がつくまで焼く。
【かき揚げ】
たまねぎは4つ割し、5mm幅に切る。
コーンは桂剥きし、ほぐしておく。
ピーマンは半割し、種を取り、5mm幅に切る。
しいたけは軸を取り、薄切りする。軸の柔らかいところは裂く。
バジルは5mm幅に切る。
じゃがいもは皮を剥き、2.5cmの千六本にする。
1.具材の水気をよく拭き、米粉をまぶす。
2.天ぷらの衣をつなぎ程度に入れ、混ぜる。
3.180度のサラダ油に大さじですくって入れ、からっと揚げる。
4.丼つゆにくぐらせ、汁気を取る。
HATTORI COMMENT
服部:今回、北海道ブロックとして3種類のお弁当を作らせてもらいました。ザンギという鶏を使ったお弁当、豚を使った豚丼、鮭を使ったちゃんちゃん焼きのお弁当です。従来からあるものに加えて、楽しく食べられるお弁当にしようと、メニューを考えました。障害福祉施設で生産されている食材を使っておいしいレシピを考えるということだったのですが、食材を見ると、できがよくてしっかりしているんです。お米やじゃがいも、昆布やチーズ、卵、そして野菜ですね。一つのことをきちっとやり遂げるという、障害者の皆さんの意欲が食材から伝わってきました。
Q.どれも北海道の誇る食材ですが、どうやってレシピとして磨き上げようと考えましたか?
服部:質がとてもいいので、食材を活かしたものにしなくてはいけないのですが、そういう意味でもお弁当をパッとあけたときに、香りがあって、色があって、食べておいしいと。まあ、当たり前なんですけど、全体のバランスを見ながら3つのお弁当に振り分けました。非常に食欲をそそるお弁当ができたと思います。
(2020年10月3日 北海道ブロックで実施されたラジオ番組に出演して)